山口版

豊臣秀吉が亡くなったまた一波乱おきそうだという時ー
秀吉が死の間際に伏見城の守りをさらに堅くしたいと言っていたことを耳にした塞王はそれに応えようと伏見へ赴く‍➡️
だが激戦の地になる伏見にわざわざ行く理由はそれだけでは無かった
戦乱の世の表舞台にはなかなか登場してこない石垣職人と鉄砲職人の命懸けの密かな戦いが始まる！　
どのような睨み合いが繰り広げられるのか気になるところです　
果たして塞王は無事生きて帰り匡介の成長を見ることが出来るのだろうか？

明日からまた出勤し始めます
お時間あればよろしくお願いします☺️

石工のスペシャリストになれるのか

時は戦国！浅井・朝倉軍は織田信長によって滅ぼされ、信長は明智光秀の謀反によって自害に追い込まれ、光秀は豊臣秀吉によって討ち取られることとなり、秀吉の天下がやってきた頃・・・
泰平の世がやってきた時代、戦に引っ張りだこの石垣職人、鉄砲職人の願いや苦悩などの心の内が描かれていく〜

鉄壁の石垣を積み上げる石積み職人の呼称 塞王が率いる穴太衆、どんな物でも撃ち壊す鉄砲を製造する職人の呼称 砲仙が率いる国友衆が登場するのだが、穴太衆の跡取りが研鑽を積むところから物語はスタート！

どちらも矛盾する関係の立場でお互いを睨み合いながら命懸けで仕事を請け負っているのだが戦のない平和を保ちたいという願いを抱いているところは同じなのですよぉ〜
どんな物からも守る石垣、最強の鉄砲があれば誰も攻めたり攻められたりしないのではないかと考えているんですねぇ　
ただ口伝により代々伝えられる奥義、職人技や知恵を駆使して限られた期間や厳しい状況下でも完成させたより良い物は、城主がどう使うかでその良さが発揮されるかどうかは決まってくるので難しい仕事です
当時の戦には城主の志や性格が滲み出ていたかもしれないですねぇ　　
穴太衆の跡取りは荒波の情勢に翻弄されながらも塞王を超えられる存在へと成り得るのか？
天下分け目の大戦を控えた新時代の幕開けと共に技術に磨きをかける匡介の生き方が気になります！　
どうなる匡介ー
下巻も面白そうなので読むのが楽しみです